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ほしいも
Hoshiimo国内シェア9割
日本一のほしいも産地として知られている茨城県。その全国シェアはなんと9割越え!火山灰由来の水はけの良い土壌やミネラルを含んだ潮風、冬季の長い晴天など、恵まれた環境がほしいも作りに適していたこともあり、県中央地域海岸線に位置するひたちなか市、東海村、那珂市でその多くが生産されています。しかし、乾燥機械の発達などもあり、現在では県内の多くの地域で活発に生産されるようになり、生産者ごとのこだわりを感じられるほしいもが登場。原料のさつまいもの質の高さはもちろん、「蒸し」「皮むき」「カット」「乾燥」などの全ての工程にこだわりを持つ生産者が増え、年々その美味しさは増しています。原料はさつまいものみ。砂糖や添加物を一切使用していない自然派食品ということでヴィーガン食を信条とする人たちを中心に世界からも注目が集まっています。さらに、食後の血糖値の急上昇を押さえる低GI食品に分類され、ビタミン、ミネラル、高血圧に効果のあるカリウム、そして食物繊維も豊富で優れた健康食品としても人気です。
茨城のほしいもの種類
HOSHIIMO TYPESほしいもの美味しさの全てが詰まっている平干し
最も一般的に流通しているほしいもです。蒸したさつまいもをピアノ線でスライス。その後、天日ないしは乾燥機で乾燥させた自然の甘みを楽しめるほしいもです。スライスすることで厚さが均一になることから安定した生産が可能で、好みの乾燥状態にもっていけることから生産者の技が一番表に出る製法でもあります。近年はしっとりと柔らかく仕上げるために熟成させて糖度を増したさつまいもを深蒸しし、しっかり糖化させた後、厚めにスライスする商品が人気です。薄くスライスして滋味深い味わいを楽しむのも良し!お好きな厚さや硬さ、生産者の個性を最も楽しめるほしいもです。
門外不出の美味しさに出会える!まさに天然スイーツ?丸干し
小ぶりのさつまいもを丸のまま1本干したものが丸干しです。生産が難しく生産量が少ないことから生産地で消費されてしまうこともしばしば。出荷量が圧倒的に少ない貴重な存在です。その魅力はなんといっても特筆の甘さとねっとり感。切り干しにはない水分量の多さが特徴です。ただし、生芋のサイズや熟成度によって蒸し時間や乾燥時間が異なるため、加工が非常に難しいのもポイント。その乾燥に必要な時間は切り干しの倍と言われています。仕上がりの見極めが特に重要で熟練の職人技が問われる逸品です。
高いコスパが魅力!炙って食べるのがおすすめ!切甲(せっこう)
切り干しなどの生産過程でどうしても出てしまう切れ端などを集めたものが切甲です。切り落としという名称で販売されていることもあります。一般的にはB品として扱われることが多いですが、基本的な味や品質は切り干しとなんら変わりません。端っこであることから少し硬めな食感になってしまうため、加熱して食べるとその真価が発揮されます。丸干し同様、切甲も産地で消費されることがほとんど。切り干しに比べ低価格で気軽に楽しめるので家庭用としては最適。見つけたら即買いの貴重なお買い得品です。
アレンジの可能性はまだまだ無限大その他のほしいも
平干しの派生系として最近人気なのが、カットの方法とその厚さでより食べやすくしたスティック状の角切りやダイスカットタイプ。中でも角切りは食べやすさ以外にも、スティック状で干すことで中心部の水分量をコントロールしやすくなり、しっとりと柔らかく仕上げられるメリットも!また、白太(しろた)は水分量が少なく硬くなってしまった部分ですが、霧吹きで水を吹きかけ、炙って食べると甘みが増し、柔らかくなって美味しいという声もある人気商品です。
茨城のほしいもを愛するプロの声
茨城のほしいもで人気の品種
TOP VARIETIES
最高峰の甘さを持つねっとり系の代表格
べにはるか
特長 黄金色に輝く美しい色合い
甘さが強く、しっとり柔らかく、色が鮮やかな黄金色です。近年、栽培面積が増えています。焼きいもにしてもおいしいのでおすすめです。
茨城のほしいもの2枚看板!
シルクスイート
特長 まるで絹のような舌触り
名前の通り、「シルク」のようなしっとりなめらかな舌触りの芋。上品な甘みを味わえます。
昔懐かしい味わいを求めるなら
玉豊(タマユタカ)
特長 誰からも好かれる昔ながらの味わい
ほしいもの歴史と共に歩んだスタンダードな品種。昔ながらの定番の味で飽きが来ません。
滋味深き幻の品種
泉(泉13号)
特長 濃厚な甘みと柔らかな食感
育ちにくく、手間がかかる品種。粘り気が強く、コクのある味なのでファンも多いです。
茨城のほしいも出荷量カレンダー
「県内の品種別」出荷量カレンダー
「他産地」との出荷量比較
6次産業化商品
オンラインショップ
よくある質問
FAQ-
ほしいもはどのように作られているのですか。
①洗浄→②蒸煮→③皮むき→④スライス→⑤乾燥→⑥選別・梱包という工程で製造されています。
詳しい製造方法はこちら -
ほしいも用の品種はどのようなものがありますか。
昔ながらの伝統の品種「玉豊」をはじめ、やわらかな食感と黄金色に輝く美しい色合いで近年ほしいもの主流となった「べにはるか」、幻の品種とも称される「泉13号」等、様々な品種が栽培されています。
「いばらきのほしいも品種一覧」はこちら -
丸干しと平干しの違いはなんですか。
薄くスライスして干したものが「平干し」、スライスせずに干したものが「丸干し」です。「平干し」は適度な歯ごたえや弾力があるものが多く、しっとり柔らかい「丸干し」は1本でも食べ応えがあるのが特長です。
また、食べやすいように棒状にカットした「角切り」などもあります。 -
茨城県ではどうしてほしいも作りが盛んなのですか。
ミネラルを含んだ潮風、冬季の長い晴天など、ほしいも作りに恵まれた環境にあるためです。
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ほしいもにはどのような栄養がありますか。
ほしいもの原料であるさつまいもには、ビタミンE・ビタミンB群・カリウム・食物繊維・鉄など体に良いものがたくさん含まれています。中でも食物繊維やカリウムが多く含まれています。カリウムには体のむくみの解消や、ナトリウムのとり過ぎによる高血圧を防いでくれる働きが、食物繊維には血糖値を急に上昇しないようにし、コレステロールの吸収を抑制してくれたり腸内環境を整えてくれる効果があるといわれています。
ほしいもは加工の過程で、いも類に多く含まれるビタミンCが少なくなってしまいますが、干すことで成分が凝縮されるので、他の調理の仕方より栄養価が高くなります。カロリー たんぱく質 食物繊維 カリウム マグネシウム リン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンC ほしいも 277kcal 3.1g 8.2g 980mg 22mg 93mg 0.19mg 0.08mg 10mg さつまいも 126kcal 1.2g 2.2g 480mg 24mg 47mg 0.11mg 0.04mg 29mg ※可食部100グラムあたり ※出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
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ほしいものおいしい食べ方を教えてください。
トースター等で温めて食べるとやわらかい状態で食べることができます。また、細かく切ってヨーグルトなどに入れるのもオススメです。
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ほしいもの表面の白い粉は何ですか。食べられますか?
ほしいもの表面の白い粉の正体は、糖分なので食べることができます。ただし、白い部分が盛り上がり白い綿のようになっていたり、青色・緑色・ピンク・赤茶色の斑点があったりする場合は、カビの可能性がありますので、食べないでください。






