さつまいもさつまいもの産地マップ

茨城県はかんしょ(さつまいも)の栽培面積・生産量ともに全国第2位の大産地です。県内で一番多く栽培されている品種は、ホクホクとした食感が特徴の「ベニアズマ」ですが、近年栽培面積が増えてきている、しっとりとした食感が特徴の「べにまさり」もおすすめです。

かんしょはメキシコ南部原産で、1597年に宮古島、1605年に琉球に伝わり、主に九州で栽培されていました。その後、救荒作物として青木昆陽(甘藷先生)が栽培方法を確立して、関東一円に普及しました。
茨城県の海岸沿いの那珂・鹿島・行方台地では、温暖な気候と火山灰土の水はけの良い平坦な土地に恵まれ、美味しいかんしょが育っています。

代表産地

鉾田市/行方市/ひたちなか市/茨城町/大洗町/鹿嶋市/那珂市/水戸市/小美玉市/東海村

美味しく食べられる時期-旬 美味しく食べられる時期・旬
食材の豆知識
新鮮で食べごろな食材の選び方のポイント!

ポイント1.
ふっくらとしていて、皮の色が濃く、ムラがないもの。

ポイント2.ツヤ
ツヤがあって、根の跡が深くない方が良い。

主な栄養素:あなたの知らない隠れた栄養が!?

●糖質を主成分として、ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく含んでいます。

●いも類の中ではビタミンCを多く含みますが、デンプン質に囲まれているため、加熱しても壊れにくく、蒸したり焼いたりしても、そのほとんどが残っており無駄なくビタミンCを摂取できます。

●身体の中の塩分バランスを整えるカリウム、腸の調子を整える食物繊維も豊富に含まれているので、高血圧予防、便秘の解消に効果があるといわれています。

●多く含まれるビタミンB1は、エネルギーの代謝を良くし、集中力を高めてくれるといわれています。