いばらきの栗よくある質問

  • いばらきの栗よくある質問 栗について
  • いばらきの栗よくある質問 栗の食べ方について
  • いばらきの栗よくある質問 栗の買い方について
  • いばらきの栗よくある質問 その他

栗について

  • 茨城県ではどのような品種が栽培されていますか。

    丹沢(たんざわ)、ぽろたん、人丸(ひとまる)、利平(りへい)、筑波(つくば)、銀寄(ぎんよせ)、石鎚(いしづち)、岸根(がんね)など様々な品種が栽培されています。

  • 品種によってどのような違いがありますか。

    栗は品種によって、甘みが強いもの、風味が豊かなもの、加工に向いているものなど特長はさまざまです。
    早生(わせ)・中生(なかて)・晩生(おくて)など成熟期も種類によって異なり、9月上旬~10月下旬と収穫時期にばらつきがあります。一般的には、早生は色味がよく加工に向き、中生や晩生は甘みが強いものが多いといわれています。

    品種作型特徴出荷時期
    丹沢たんざわ早生果肉の色が鮮やかな黄色のため、甘露煮やペーストなどに適している。9月上旬~9月中旬
    ぽろたん早生切れ目を入れて加熱することで渋皮まで剥ける。果肉はホクホクした食感。9月上旬~9月中旬
    人丸ひとまる早生小粒だが艶があり、甘み、香りともに良い。焼き栗に適している。9月中旬~9月下旬
    利平りへい中生外観が美しく人気がある。甘みが強く、ゆで栗・蒸し栗などに向く。9月中旬~9月下旬
    筑波つくば中生中生の代表品種。粉質で甘みが強く、渋皮煮に向いている。9月下旬~10月上旬
    銀寄ぎんよせ中生大粒で甘みが強く、風味豊か。渋皮煮などに良い。9月下旬~10月上旬
    石鎚いしづち晩生煮崩れが少なく、甘露煮や渋皮煮に適している。10月上旬~10月中旬
    岸根がんね晩生大粒で風味がよい。加工にも適している。10月中旬~10月下旬
  • 茨城県の栗生産量は全国で何位ですか。

    茨城県は栽培面積・生産量とも全国第1位を誇る栗の生産地です(令和4年産)。

  • 茨城県はどうして栗栽培が盛んなのですか。

    温暖な気候や保水性・通気性に優れた火山灰土壌が、栗栽培に適しています。

  • 地理的表示(GI)制度で保護されている「飯沼栗」とはどのような栗ですか。

    飯沼栗は、県央部に位置する茨城町下飯沼地区の下飯沼栗生産販売組合で生産されている特別な栽培・出荷方法を施した栗です。
    通常、一つの毬(イガ)に3つの実が入る栗を1つの毬で1つの果を目標とした『一毬一果(いっきゅういっか)』で栽培しているため、一般的な栗と比べて甘く、また、見た目で分かるほど粒が大きいのが特徴です。収穫後に低温冷蔵庫で20日間ほど貯蔵するため、本来の栗の最盛期である9月・10月を過ぎた10月下旬から11月中旬が販売期間です。

    • 飯沼栗
    • 飯沼栗
    • 飯沼栗
  • 栗にはどのような栄養がありますか。

    栗の栄養価は高く、いも類(生)よりも多くのエネルギーが摂れる優れた食材。渋皮には抗酸化作用のあるポリフェノールの一種、タンニンも多く含まれています。(農林水産省HP参照)

      カロリー 炭水化物 食物繊維 カリウム 葉酸 ビタミンC
    ゆで栗 152kcal 36.7g 6.6g 460mg 76μg 26mg

    ※可食部100グラムあたり
    ※出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)

    • 糖質(炭水化物)
      栗の場合、ほとんどがでん粉で、体内に入るとブドウ糖になる。分解や吸収が早く、即効性のあるエネルギー源。
    • 食物繊維
      消化されずに大腸まで運ばれ、排便を促す。腸内環境を整えて、善玉菌を増やす効果も期待できる。
    • カリウム
      細胞内外の浸透圧を調節して血圧を維持するミネラル。むくみ防止や高血圧の予防にも有効とされる。
    • 葉酸
      ビタミンの一種で、新しい赤血球を作るために必要な栄養素。細胞の新生や増殖にも欠かせない。
    • ビタミンC
      抗酸化作用があり活性酸素を除去する。肌の老化防止や生活習慣病の予防に役立つといわれる。

栗の食べ方について

  • 栗の食べ頃はいつですか。

    生栗は傷みやすいので、なるべく早く食べましょう。

  • おいしい栗を選ぶポイントは何ですか。

    果皮に張りと光沢があってずっしりと重みがあるものを選ぶことです。
    古くなると水分が減り重みが無くなってしまいます。
    (農林水産省HP参照)

    1. 鬼皮(外側の硬い皮)に張りがある。
    2. 鬼皮の茶色が濃い。
    3. 指で押してもブカブカしていない。
    4. 白いブツブツがついていない。
    5. 座(底の部分)に黒っぽい箇所がない。
    6. 座がベトベトしていない。
  • 栗の保存方法はどうすればいいですか。

    ポリエチレンの袋に入れ、口をしばらず、折るだけにして冷蔵庫のチルド室(0度付近)に入れてください。栗が乾かないように保存することがポイントで、1週間程度は保存できます。

  • 栗のレシピを教えてください。
  • 栗の皮の上手な剥き方は。

    栗は熱湯に10分ほどつけることで、鬼皮がやわらかくなり、剥きやすくなります。
    また、栗は冷凍してから熱湯につけると、鬼皮がやわらかくなり、渋皮もはがれやすくなるので、時間がある場合は冷凍するのもオススメです。

    鬼皮の剥き方
    1. 生栗を熱湯に10分つけておく。
    2. 包丁で座から頭に向け、切り込みを入れる。
    3. 手で鬼皮を剥く。
    渋皮の剥き方
    1. 沸騰した湯に鬼皮を剥いた栗を入れる。
    2. 1分から2分ゆでる。
    3. 火を止めて鍋から出す。
    4. 手で触れるくらいに温度が下がるまで待つ。
    5. 手で渋皮を剥く。

栗の買い方について

  • 茨城県産の栗はどこで買えますか。

    県内では、笠間市、かすみがうら市、石岡市などの各直売所や県内のスーパーで買うことができます。

  • 栗スイーツはどこで買えますか。

    県内各地の製菓店等で買うことができます。

  • 栗スイーツはお取り寄せできますか?
  • 県内の直売所で栗の配送などは対応していますか。
  • 茨城県内で、栗拾いができるところはありますか。

    笠間市を中心に、栗拾いが体験できます。特に、実りの秋にはさまざまな種類の果物狩りが体験できます。ご家族で、グループで、とりたての旬の味をぜひお楽しみください。

その他

  • 栗に関するイベントはありますか?

    笠間市で開催される「かさま新栗まつり」など、県内外で茨城県の栗に関係するイベントが開催予定です。

  • 栗は英語で何と言いますか?

    栗は英語で「chestnut(チェスナット)」と言います。
    間違えやすい「maron(マロン)」は、フランス語で栗とよく似た“トチノキ科の木の実”を指す「marron(マロン)」が由来です。

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