茨城をたべよう いばらき食と農のポータルサイト

【安全で高品質な茨城の食をご紹介】
茨城県営業戦略部販売流通課

茨城をたべようフォトライブラリー

PICK UP / 茨城のうまいもの特集

いばらきの食に挑戦する人たち

「常陸の輝き」生産農場 山西牧場倉持 信宏さん(坂東市)

「常陸の輝き」生産農場 山西牧場 倉持 信宏さん(坂東市)

「美味しいお肉を広めたい!」

新ブランド「常陸の輝き」の開発

常陸の輝き常陸の輝き

 茨城県西部・坂東市にある「株式会社 山西牧場」は、「美味しさ」の追求と、様々なマーケティングを展開しながら自社ブランドの発展を目指す養豚農場です。
 山西牧場 会長の倉持 信之さんは、2018年12月に販売開始となった 茨城の新しいブランド豚肉『常陸の輝き』の開発から携わり、「常陸の輝き推進協議会」会長と「茨城県養豚協会」会長も務めています。
 3代目の倉持 信宏さんは、「どうしたら山西牧場の豚肉を知ってもらえるか、買ってもらえるか」といったマーケティングやブランディングに注力しています。

山西牧場の豚肉山西牧場の豚肉

「優良賞」受賞時の写真「優良賞」受賞時の写真

 「「餌が脂を作り、脂にこそ旨味がある。」
これは、父である先代の豚作りの柱の言葉です。多くのコストをかけて育ったうちの豚肉は、脂は白く光り、肉も柔らかく深い味わいで市場やお客様から高い評価を頂いています。2018年の東京都豚枝肉共励会にて1,000頭出品された中から『優良賞』をいただくことが出来ました。
 『常陸の輝き』に関しても、脂の香りと旨みにこだわって開発したと父に聞いています。県が開発した種豚ローズD-1を使って、指定配合飼料“常陸の輝き専用飼料”を肥育後期に与えることで、脂に香りと風味がのります。ただ、専用飼料を与えたからといって全ての豚が『常陸の輝き』になれる訳ではなく、出荷先で『常陸の輝きブランド枝肉規格』の設定をクリアしたもののみに『常陸の輝き』という名が付きます」

 山西牧場では、LFS(リキッドフィーディングシステム(水と混ぜた餌をパイプを通じて落とす給餌システム))を使ったコンピューターシステムによる給餌を行っています。

 「LFSを導入したことにより、豚の成長率が上がり、夏場の食べ止まりも減りました。餌の粉塵による豚の呼吸疾患も減っています。効率良く、良い環境で豚を育てられて豚が早く大きくなるので、ここはうちのこだわりのひとつですね」と倉持さん。
 もちろん給餌システムだけでなく、1日1回の豚舎の清掃など、豚がストレス無く過ごせる身の回りの環境を整えることも大切だと言います。

「美味しいお肉を広めたい!」

山西牧場山西牧場

山西牧場 倉持 信宏さん山西牧場 倉持 信宏さん

大人気!山西牧場豚角煮カレー。カレーの他にソーセージやハム等の販売も行っている。大人気!山西牧場豚角煮カレー。カレーの他にソーセージやハム等の販売も行っている。

 山西農場を始めたのは祖父、本格的な養豚生産を行ったのは父。倉持さんは、ご自身の身体が弱かったこともあり、加工品の製造・販売の勉強を重ね、マーケティングやブランディングの施策を実践しています。

 「祖父が始め、父が作り、僕が広める。これが僕の役割だと思っているんです。うちの豚肉は、自分で言うのもなんですが、本当に美味しいです。食べてもらえば分かっていただけるのですが、豚肉は生では食べられないので、美味しさをお伝えすることがなかなか難しい。飲食店への飛び込み営業、BBQに商品を提供してのプレゼン、食味イベントなど様々な活動を通して実際に販売に取り組んでみて、“いかに自分たちの豚肉の魅力を伝えるか”という点は難しく、大きな課題でした。『モノを売ることは、作ることよりも難しい』と痛感しました」

 そんな中、倉持さんが一番大事にしたのは「お客様の声」。現場で実際にお客様の声を聞きながら開発したのがレトルトカレーです。

 「手軽で日持ちがして調理が簡単、常温で持ち帰れる等のお客様の声を聞いた中でできたのがこのカレーです。豚肉と自慢の脂を角切りに、ふんだんに使ったカレーなのですが、今では『食べられる名刺』として山西牧場の豚肉の美味しさを手軽にお伝えできる代表的な商品になっています」

販売時期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

山西牧場 倉持 信宏さん

夢~さらなる挑戦~

 「『常陸の輝き』についての今後の取り組みは、生産者と販売者が連携し、消費者に食べてもらう機会を多く作って、「おいしさ」「品質の高さ」を粘り強くPRし続けて信頼を得ることが最初のフェーズだと思います。認知されて、ブランドが確立されるまでは数年はかかると思うので、諦めずに最高のものを作り続けていきたいです」
 
 「山西牧場としての夢は、これからの時代の農家は、お客様に『直に伝える・直に売る』ことができるのも一つの生き残り方だと思っています。価格決定権を持てることも大きな強みです。ネットショップなどを始めてから、”プロのデザインの力を借りて農場直送ブランドを作りたい”というプロジェクトをクラウドファンディングで募ったら、目標金額の倍以上という沢山の応援をいただきました。農場直送ブランドを通して、より一貫した“作って売る形”にしていきたいと思います」

 「まだまだ勉強中です、でもやりたいことは沢山あるんです」と目を輝かせながら語る倉持さん。倉持さんの今後の挑戦に、目が離せません。

買えるお店
山西牧場ウェブサイト
みずほの村市場
住所:茨城県つくば市柳橋496
TEL:029-856-1090
農産物直売所 めぐみの里さしま
住所:茨城県坂東市沓掛4129
TEL:0297-44-0530
インフォメーション
名称 株式会社 山西牧場
住所 茨城県坂東市沓掛乙585-1
お問い合わせ TEL:0297-44-2195
FAX:0297-44-2732
WEBサイトURL https://www.yamanishifarm.net
その他の情報 ※この情報は2019年10月時点のものです。

今、おすすめの記事

TOP