サトイモは皮付きのまま洗って、皮をむく。ボールに入れて塩少々をふり、
手でもみ込むようにしてぬめりを出し、水で洗う。サトイモを鍋に入れ、かぶるくらいの水を注ぎ、強火にかける。煮立ってきたら火を弱め、ふたをして20～30分ゆでる。
タマネギ、シイタケをみじん切りにする。
サトイモが柔らかくなったらざるに上げ、水けを切る。ボールに入れてすりこぎなどでつぶし、冷ます。
鍋にバターをいれ、中火で2を炒め、バターが全体になじんだらひき肉を加えて炒める。ほぐれたら塩小さじ1/3、こしょう少々を加えて味をととのえる。
サトイモに4の具を合わせ、塩小さじ1/2、こしょう少々を加えて混ぜ合わせる。8等分にしたタネをそれぞれたわら形に整え、小麦粉、溶き卵、パン粉の順にころもをつける。
油を中温に熱し、5を2、3個ずつ入れて、表面がきつね色になるまでこんがりと揚げる。

【ねっとり感がおいしい♪サトイモ】
県内全域で生産されているサトイモですが、筑西地域では近年、集落営農組織が取り組む契約栽培のサトイモの面積が増加しています。
サトイモはでんぷんが主な成分ですが、糖分をエネルギーにかえるビタミンＢ１、食物繊維も含まれているので、太ることを気にせず食べられます。また、独特のヌルヌル成分が強い胃酸から胃壁をまもる働きがあります。イモ類の中ではカリウムが多く含まれており、高血圧予防にも力を発揮する食材です。


レシピ提供：県西農林事務所　経営･普及部門