茨城県が誇る銘柄牛「常陸牛」のブランド確立及び取扱推進の取組

茨城県が誇る銘柄牛「常陸牛」のブランド確立及び取扱推進の取組

 関東を代表する高級黒毛和牛「常陸牛」。指定生産者の磨かれた飼育管理技術と厳選された飼料により、30か月以上にわたりじっくりと育てられた黒毛和牛の中から、食肉取引規格A、Bの4、5等級に格付けされた最高級ブランドです。きめ細やかなサシと柔らかな肉質が、「常陸牛」の最大の魅力です。
 本年度は、常陸牛のブランド確立及び取扱推進を図るため、高級すき焼き店や高級ハンバーガー店等への営業活動に取り組みました。

高級すき焼き店とミシュラン二つ星の名店における常陸牛メニューの販売

 日本を代表するすき焼きの名店「人形町今半」に対し、常陸牛の生産農場や茨城県産野菜の産地案内を行うなど営業活動に取り組んだ結果、2022年2月15日(火)~3月6日(日)の約3週間、常陸牛及び湖白ねぎ、原木しいたけをはじめとする茨城県産食材をふんだんに使用したメニュー「ひたちの恵み」を提供いただきました。常陸牛については「繊維がきめ細かく脂も美味しい」「脂がサラッとしている」と料理人の方から太鼓判を押していただき、茨城県産野菜などについても「湖白ねぎの甘さ、肉厚の原木しいたけに感動した」との評価をいただきました。
 また、15年連続ミシュラン二つ星の名店「紀尾井町福田家」に常陸牛を紹介したところ、同店のまかない料理「トマトすき焼き」を基に、常陸牛と桃太郎トマトを使用した茨城の至高のメニュー「トマトすき焼き」の開発・販売につながり、お客様にも大変好評でした。

  • 「ひたちの恵み」常陸牛のすき焼き ロース盛り合わせ
    「ひたちの恵み」常陸牛のすき焼き ロース盛り合わせ
  • 「トマトすき焼き」
    「トマトすき焼き」

東京グルメバーガーの名店における究極の常陸牛バーガーの販売

 若年層に人気のハンバーガー店で究極の常陸牛メニューを提供し、知名度向上を図るとともに新たな需要を創出するため営業活動に取り組んだところ、東京グルメバーガーの名店とのコラボレーションが実現しました。
 「Burger Mania (バーガーマニア)」では、肩ロース、ウチモモを炙り、すき焼きソースで仕上げた「常陸牛霜降りすき焼きバーガー」を、「ウーピーゴールドバーガー」では、炭火で焼き上げた常陸牛のソトモモのステーキを豪快に挟んだ「スティーヴンスピルバーガー」を限定販売いたしました。常陸牛の肉の旨味や美味しさがダイレクトに伝わるスペシャルバーガーは、SNSに感動の声が複数投稿されるなど人気を博しました。

  • 「常陸牛霜降りすき焼きバーガー」
    「常陸牛霜降りすき焼きバーガー」
  • 「スティーヴンスピルバーガー」
    「スティーヴンスピルバーガー」

高級レストランにおける常陸牛メニューフェアの開催

 2022年2月10日(木)~3月9日(水)の1か月間、首都圏のフレンチ、イタリアン、中華の実力派料理人4名が、常陸牛のランプ、ウデ、シンシン、スネ等様々な部位を使用したメニューを提供するメニューフェアを開催しました。「肉質が繊細で、上品な味わい」、「サシの入り方が均一ですばらしい」と高い評価をいただきました。今後も常陸牛を使いたいとのお声をいただくなど、取扱拡大にもつながっています。

  • 「常陸牛のウデ肉の赤ワイン風味ジャガイモとトリュフのピューレ」
    「常陸牛のウデ肉の赤ワイン風味ジャガイモとトリュフのピューレ」
  • 「藁で燻した常陸牛のロースト茨城の野菜添え」
    「藁で燻した常陸牛のロースト茨城の野菜添え」

「料理通信」WEBにおいて、ラ・クレリエール柴田秀之シェフの「常陸牛」生産者訪問や、常陸牛メニューフェアについて特集!

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※このページの情報は2022年3月時点のものです。

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