茨城県産栗のブランド化及び取扱推進の取組

茨城県産栗のブランド化及び取扱推進の取組

茨城県は、栽培面積・生産量が全国第1位の栗の産地で、多くの品種が作られています。ブランド力を高め、「栗と言えば茨城」と思ってもらえるように、焼き栗の実演販売や栗を使ったメニューフェア、オンラインでの産地ツアー等、様々なアプローチで栗の魅力を伝える取組を行いました。

焼き栗の実演販売によるPR

焼き栗の実演販売

地元のイベント等で登場すると、行列ができるほどの人気となる、焼き栗の実演販売。
焼きたての栗の味や香り、吹き出す蒸気の臨場感を楽しんでいただくため、都内の商業施設やIBARAKI sense(県アンテナショップ(銀座))に焼き栗機を出張させ、実演販売を中心とした栗のPRを実施しました。
焼き上がりを待つお客さんが並ぶこともあり、見慣れない光景に多くの方に興味を持っていただき、味だけでなく目や耳でも楽しんでいただくことができました。

栗の魅力を引き出すメニューフェア

2021年11月18日(木)~12月2日(木)、県産栗の品質の良さを知ってもらうため、都内の高級店・人気店10店舗において、県産栗を使ったメニューフェアを実施しました。
栗のメニューと言えば、日本料理やスイーツをイメージする方が多いかもしれませんが、今回は、和・洋・中 と幅広いジャンルの店舗に参加していただきました。
来店して食べたお客さんに美味しいと思っていただくことはもちろん、参加店舗のシェフの方々に栗について深く知っていただくために、フェアのメニュー考案の際、県内で生産される栗品種のうち「筑波(つくば)」、「岸根(がんね)」、「石鎚(いしづち)」のほか、下飯沼栗生産販売組合が生産するブランド栗「飯沼栗」(品種:石鎚)を種類別に提案しました。
栗の品種などの特長を活かした、見た目も美しい料理が提供され、栗の魅力をさらに引き出すフェアとすることができました。

フェアについて、食のメディア「料理通信」に掲載されています。
「料理通信」を見る >

  • 石鎚のきんとん
  • アグー豚の炭火焼 飯沼栗のキャンティ風ロースト

栗のオンラインツアー

2021年10月13日(水)、14日(木)、22日(金)、23日(土)の4日間、農業体験や栗加工品を現地に行かずに楽しめるオンラインイベント「旬の栗スイーツを食べよう!オンラインで茨城の栗農家さんと秋の栗ツアー」を実施しました(13日:大和栗園(かすみがうら市)、14日:入やなわぁ工房(笠間市)、22日:上野家の栗(笠間市)、23日:ショコロンファーム(かすみがうら市))。
このツアーは、県内の栗生産者の敷地内にオンライン機器を設置して、栗畑からダイレクトにライブ配信を行い、参加者が栗の収穫方法や美味しい栗の見分け方などを生産者から直接学べる交流型のオンラインツアーです。
参加者は、収穫の様子や焼き栗の実演を見学し、クイズなどを交えながら、茨城県の栗生産者との交流を深めました。農業体験後には、事前に自宅に届けられた茨城県の栗のお菓子などを詰め合わせた「茨城の栗スイーツセット」を生産者と一緒に食べながら、ゆっくりと「お茶会」を楽しみました。
コロナ禍で外出が思うようにできない中、多くの方にご参加いただき、茨城の栗の魅力を感じてもらうことができました。

  • 栗のオンラインツアー
  • 茨城の栗スイーツセット

※このページの情報は2021年12月時点のものです。

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