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茨城県農林水産部販売流通課

挑戦 挑戦

和家養豚場

 和家貴之さんは、茨城町でこだわりの豚肉『和之家豚(わのかとん)』の生産・販売をおこなっています。茨城町出身で、東京で会社員をしていた和家さんは、奥さま(優子さん)と出会い、結婚。と同時に、奥さまのご実家である和家養豚場を継ぎました。養豚を始めておよそ10年。その道は決して平坦なものではなかったと和家さんは語ります。自ら出向き納得した種豚を導入し、餌はプログラムではなく成長に合わせて与えています。また、和之家豚専用の混合飼料で仕上げ、小屋の飼育頭数も豚が寝転がるのに十分な面積と餌箱の大きさ、たっぷり水が飲めるかを判断しその時々で対応しています。
 「トレーサビリティ―なんて、今でこそ当たり前のようになっていますが、10年前はそうではありませんでした。当時は、豚の成育台帳、管理方法、作業内容を手書きで記帳していました。ある時ひょんなことから講演会をする機会がありまして、講演の準備の為にその台帳を見ていたら、自分ちの豚のことが、ものすごく良くわかったんです。」その事をきっかけに、育てた豚への自信は膨らんでいきました。





命をいただくことの大切さ

 和家さんが養豚を始めて3年が過ぎた頃、豚が肺炎になり、たくさんの豚が死んでしまうという、和家養豚場始まって以来の危機が訪れます。「その頃の自分は、天狗になっていました。しかし、何をやっても毎日毎日豚が死んでいく光景は、伸びた天狗の鼻を折るのには十分でした。」その状態はおよそ一ヶ月ほどで落ち着きました。しかし、それからの和家さんは、己の無力さ、豚へ謝罪を感謝の気持ちに変え、豚達に「皆ちゃんと育てて、おいしいお肉にするからな」と改めて決意を誓ったそうです。
 



和之家豚

 和家さんがこだわり抜いて作った豚肉は、和之家豚と名付けられました。和之家豚は、米を自家粉砕し、専用の仕上げ用飼料に20%配合したものを食べさせた豚。そして、生産責任者として、和家さんご自身が選別をしてお届けする豚です。
 「飼料米は、嫁のお父さん(和家養豚場創業者)に作ってもらっています。昔は米を飼料に入れるなんて高コストだと同業者には反対されましたが、飼料の値段がどんどん上がってきている近年は、逆に助かっています。」と和家さん。とろとろととろける脂と、もっちりとした赤身の芳醇な味わいの和之家豚は、そのままで食べるのはもちろん、カレーやシチューの良い出汁にもなるそうです。




趣味で気分転換

 和家さんは、ゲームが大好きで「いつかこもってゲームをやり続けたい。」と言います。
 和家養豚場の事務所には、1メートルを超すガンダムとシャアザクが飾られ、来た人を驚かせています。

 和家さんは、講演会をしたとき、ある人に「あなたの豚が食べたい」と言われましたが、どこで買えるのかが答えられず、消費者と生産者の壁を痛感。あまりの悔しさに、会社を設立しました。「エンドユーザーからのリクエストにどうしても応えたくて。食べたい人には絶対食べさせてあげたい。その為に会社を作って、和之家豚の販売を行えるようにしました。個人への販売なので、採算は度外視です。でも、お客さんが求めてくるからにはやり続けますよ。そして、もっとお客さんのニーズに応えられる豚づくりをしていきたい。」和之家豚のリピーターは、毎年着実に増え続けているそうです。

和之家豚の不思議

おいしい南瓜

 和之家豚は、しゃぶしゃぶにしてもアクが出ません。
理由については、和家さんも解らないそうなのですが、 ぜひ一度和之家豚を買ってしゃぶしゃぶをしてみてください。


会社情報
名称 和家養豚場
住所 茨城県東茨城郡茨城町鳥羽田276-55
TEL・FAX 029-291-0977
 
ホームページ http://www16.ocn.ne.jp/~wakefarm/

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