PICK UP/ 茨城のうまいもの特集

旬のうまいもの特集

いばらきの納豆

【特集】いばらきの納豆2014

茨城といえばやっぱり納豆

茨城といえばやっぱり納豆!

 茨城県といえばやっぱり納豆。古くから納豆生産が盛んな茨城県では、県内各地でたくさんのおいしい納豆が作られています。
茨城県の県北から県央地域かけては、那珂川という大きな川が流れています。 その昔、治水技術が未発達だったころは、秋の台風シーズンになると那珂川の氾濫による水害が頻発していました。そのため水戸藩は、台風が来る前に収穫できる早生(わせ)大豆づくりを奨励してきました。しかし、早生大豆は、台風の後に収穫する大豆に比べて粒が小さく、豆腐や味噌などの加工には向きませんでした。そこで、小さい大豆でもおいしく作れる加工品として注目されたのが、納豆だったのです。
県内では一般的だった小粒の納豆。明治時代に常磐線が開通し、水戸駅のホームで県内の納豆が販売され始めると、小粒な納豆は米に絡みやすく、「豆がちっちゃくて、うまい!」と大評判に。お土産としても広まり、その名が全国に知られるようになりました。

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うまい納豆の秘密 原料へのこだわり

 茨城県の小粒大豆の代表といえば、茨城県の育成品種「納豆小粒」(なっとうしょうりゅう)。小粒で米に絡みやすく、糸引きが良く、独特の口当たりと風味豊かな特徴を持つ納豆です。
県内ではパック納豆はもちろんのこと、昔ながらのわらに包まれた「わらつと納豆」(※)の生産も盛んに行われています。
茨城県内では、およそ3990haで大豆が作付けされています(平成25年度)。品種別では、大粒で豆腐などに使われる「タチナガハ」が56%、小粒で納豆に適した「納豆小粒」(なっとうしょうりゅう)が38%となります。大豆全体では生産量全国第9位となっています。
※「わらつと」とは漢字で「藁苞」と書き、稲わらを束ねて中にものを包むようにしたものの意味。

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どうやってできるの? 納豆ができるまで

大豆の選別

原料の大豆を選別機にかけ、石などの異物や割れた大豆、形の悪い大豆を取り除きます。

洗浄

大豆の皮に付着している土や細かいゴミなどを洗浄します。

浸漬

大豆にきれいな水を吸わせます。
気温や大豆の種類により浸漬時間を調整します。

蒸煮(じょうしゃ)

豆を高圧の圧力釜で蒸しあげます。

納豆菌植菌

納豆菌を煮豆に噴霧して煮豆の表面に付着させます。雑菌の混入を防ぐために、煮豆の温度が70~90度くらいで植菌します。

発酵容器充填

発泡スチロール、紙カップ、などの発酵容器に移します。雑菌の混入を防ぐため、煮豆が熱いうちに充填を終わらせるよう注意します。

発酵

発酵室で16~24時間発酵させます。
納豆のネバネバはここで生まれます。

熟成

発酵で増えた納豆菌を休眠させます。
熟成は、通常5度以下の低温で行います。

包装して出荷

できた納豆を包装して出荷します。

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うまいもんどころ認証納豆!こだわりの逸品

だるま食品

だるま納豆自慢の茨城県産小粒納豆を使いやすいパック詰めにした商品から、JA水戸栽培の大粒黒豆を使用した黒豆納豆、納豆を木の皮(経木)に入れ、形も三角形のユニークな商品等多種類の納豆を製造しています。

だるま納豆

 だるま納豆は、昭和23年に水戸市柳町で創業して以来、茨城県産の小粒大豆を主として使用しています。JA水戸と連携を取るなど、原料の大豆から生産しています。
また、安心安全な食品づくりを実践するため、高度に衛生管理された工場に与えられる認証である「いばらきHACCP(ハサップ)認証」を2007年に取得しました。
サイズや大豆の品種を多種ご用意することで、皆さまのニーズにお応えしています。黒豆の納豆や、チョコ納豆、納豆ドーナツなど、珍しい商品も多数あるので、ぜひ一度お試しください。

所在地:茨城県水戸市柳町1-7-8
お問い合わせ:029-221-7068
Webサイト:http://www.darumanatto.jp/
うまいもんどころ認証品「だるま食品(株)」のページ

JAやさと

やさと納豆の原料は「納豆小粒大豆」です。これは、茨城県が納豆に適した大豆として品種改良を重ねてきたもので、高タンパク・低脂肪の大豆です。力強い粘りがあり、適度な硬さにまろやかな風味がただよう繊細な大豆です。

やさと納豆

 JAやさとの「やさと納豆」は直営工場で製造しています。だからこそ、生産者の真心を直接消費者に届けることができるのです。
地元の生産者が作った大豆を原料に、地域の農業と自然を守りながら、高水準の製造技術と徹底した衛生・品質管理のもと納豆を製造しています。


所在地:茨城県石岡市山崎297-5
お問い合わせ:0299-46-1815
Webサイト:http://www.ja-yasato.com/
うまいもんどころ認証品「JAやさと」のページ

ふれあい下妻

地元下妻市産大豆100%使用。下妻市産の良質な大豆の食感を大切にする為、納豆を硬めに仕上げています。
手作り、無添加。お子様にも自信を持っておすすめできます。
大豆そのものの食感と風味をお楽しみください。

福よ来い

 国道294号線沿いにある道の駅しもつま敷地内に納豆工場があり、地元で採れた大豆を使って納豆の製造、販売を行っております。
国道294号線を「ふくよ」と読ませ、納豆の名前を『福よ来い』と名付けました。お客様に「幸せが訪れますように」との願いも込めて、日々安全安心の納豆作りを行っています。
納豆製造工場では、間違いない商品を提供する為、殺菌を徹底的に実施し、雑菌・汚染防止に努めています。更に、HACCPシステムを導入し、発酵食品を扱ううえでもっとも大切といえる衛生状態を保っています。

所在地:茨城県下妻市数須140
お問い合わせ:0296-30-5294
Webサイト:http://www.beerspark.com/station.htm
うまいもんどころ認証品「(株)ふれあい下妻」のページ

有限会社 トーコーフーズ

「金砂郷」は、納豆本来の味を守りながらにおいを抑えて、大豆の旨みを大切に造り上げた納豆です。
原材料は茨城県産の小粒大豆を100%使用。
タレも県内の醤油醸造会社(柴沼醤油醸造株式会社)で造りました。

金砂郷(かなさごう)

 トーコーフーズは、納豆づくり一筋100有余年。原料栽培から加工まで、こだわりぬいた納豆を作っています。
納豆は全て茨城県産の大豆を原料とし、遺伝子組み換え大豆は一切使用していません。 皆様に、美味しく喜んでいただける製品であり続けるために、新商品の開発も行いながら、昔ながらの製法でじっくり丁寧に作っています。
全てはお客様に「おいしい」と食べていただきたいから。これからも"良質な美味しい納豆"を、皆様の食卓へお届けしていきます。

所在地:茨城県常陸太田市中野市773
お問い合わせ:0294-76-2380
Webサイト:http://www.nattouya.jp/
うまいもんどころ認証品「(有)トーコーフーズ」のページ

有限会社 菊水食品

納豆の常識を覆す「いばらき農家の納豆」。茨城県内の農家6軒が農薬を使わず手塩にかけて育てた大豆を、日本一受賞経験のある納豆職人がそれぞれの大豆の特徴を活かした極上の納豆に仕上げ、県産商品PRを手掛けるデザイナーが個性的なパッケージを作りました。「オールいばらき」の三位一体の納豆。ぜひ、食べ比べてみてください。
いばらき農家の納豆

 菊水食品は、昭和23年に日立市東大沼町に創業。輸入大豆を一切使わず、仕入先を吟味した国産大豆のみを使用し、大手メーカーには真似できない手づくり生産を継続しています。
 納豆は生き物であり、その日の気温、水温、湿度などによって状態が変化するため、季節や製造時の状況に応じて製法を変え、よりよい納豆ができるようにしています。
 菊水食品では、多様化するお客様のニーズに応え、ちょっと贅沢な納豆、おみやげにしたい納豆、健康により貢献する納豆、環境に配慮したエコ納豆、地産地消に貢献する納豆といった新たな商品を次々に開発し、ネットショップの充実やOEMなど、販路の開拓にも取り組んでいます。


所在地:茨城県日立市東大沼町4-29-11
お問い合わせ:0294-52-5443
Webサイト:http://kikusuigold.com

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※このページの情報は2022年時点のものです。

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