茨城県のみつばは生産量全国第3位を誇り、鹿行地区や県南地区を中心に栽培されています。歯ざわりと香りの良さで京浜市場で人気があります。
栽培方法により、「切りみつば」「根みつば」「糸みつば」の3種類があります。料理に香りと美味しさ、美しさを添えてくれるみつば。なかでもつくばみらい市の「夏みつば」(切りみつば)は、気品のある香りと舌ざわりで人気が高く、高級料亭等で使用されています。
鉾田市/行方市/土浦市/鹿嶋市/八千代町/茨城町/坂東市/常総市/筑西市/小美玉市
ポイント1.葉
葉がきれいな緑色をしていて、ツヤのあるもの。
ポイント2.香り
香りの強いもの。
ポイント3.茎
茎が白くまっすぐでピンと張りのあるもの。
●切りみつばは買った時のトレーに入れたままか、ラップできっちりと包み冷蔵庫の野菜室に立てて入れて保存してください。
●糸みつばはさっと熱湯にくぐらせる程度に茹で、水気を切り、ラップに包んで冷蔵庫の野菜室に入れてください。
●根みつばは水分を含ませた新聞紙などに全体を包んで、さらにビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存してください。ただし、新鮮さが命の野菜ですので、買ってから4~5日で食べきるようにしてください。
●β-カロテンを多く含み、皮膚や粘膜を丈夫にする働きや、免疫力を高める効果があるといわれています。
●みつばのさわやかな香りは、クリプトテーネンとミツバエンが成分で、鎮静効果があり、ストレスの解消や不眠症を改善したり、食欲増進など役立つといわれています。