PICK UP / 茨城のうまいもの特集
第37回 心も身体もぽっかぽか 袋田温泉 関所の湯の巻
袋田温泉 関所の湯
大子町にある『袋田温泉 関所の湯』は、沢と緑に囲まれた自然豊かな山の中にある温泉施設です。
民芸調のロビーは重厚感がありながらも故郷に戻ったようなどこかホっとする雰囲気。周辺のプチ観光案内や温泉効能などについて語る『袋田仙人』(ロボット)は30分ごとに登場します。横に小川の流れる露天風呂に浸かると、川のせせらぎや風が揺らす木の葉の音が聞こえ、普段の喧騒を忘れさせてくれます。
そんな『袋田温泉 関所の湯』は、温泉だけではなく、併設の食事処で味わえる地元大子の食材を使った郷土料理も評判です。
大子町の豊富な食材
味わえるのは、大子町の特産品である奥久慈しゃもやこんにゃくなど、素材の味が際立つお料理。
なかでも、料理長が特注で取り寄せる、メスの奥久慈しゃもを使用した『奥久慈しゃものから揚げ』は、塩・コショウだけの味付けで、しゃもの奥深い旨みが口いっぱいに広がります。普通の鶏肉に比べ、歯ごたえのあるしゃもの身が固くなることを防ぐために、しゃもを骨付きのまま揚げるというひと手間も、奥久慈しゃもを知り尽くした料理長だからこそできる手法です。
なかでも、料理長が特注で取り寄せる、メスの奥久慈しゃもを使用した『奥久慈しゃものから揚げ』は、塩・コショウだけの味付けで、しゃもの奥深い旨みが口いっぱいに広がります。普通の鶏肉に比べ、歯ごたえのあるしゃもの身が固くなることを防ぐために、しゃもを骨付きのまま揚げるというひと手間も、奥久慈しゃもを知り尽くした料理長だからこそできる手法です。
生とろこんにゃく
『袋田温泉 関所の湯』は、「こんにゃく関所」「ゆば壱」と同じ食品会社の直営店。自社製のこんにゃくやゆば、豆腐を用いたオリジナルメニューが多数揃っています。大子のおいしい水とこんにゃく芋を使い、毎日職人さんが丹精込めて造るこんにゃくやゆばなので、その味は折り紙付き。なかでも、マグロの大トロの食感を目指してこんにゃくを限界まで柔らかく仕上げた「生とろこんにゃく」はお土産人気NO.1だそうです。
取材班の一言メモ
個人的に、大子観光の帰りによく立ち寄らせていただいている『袋田温泉 関所の湯』。とろみのあるお湯と、小川のせせらぎが何ともいえない露天風呂が最高です。御食事処も、週末となると大勢のお客様でにぎわい、大子町の豊富な食材を使った料理をほおばる笑顔であふれています。
今回は奥久慈しゃもを中心にご紹介しましたが、以前お伺いした際にいただいた『常陸牛のすき焼き御膳』も絶品でした。
まだまだ寒さの続く冬の茨城。温泉で身体を温め、お料理で心まで温まる『袋田温泉 関所の湯』に、ぜひ行ってみてください。
情報は平成27年1月時点のものです。
袋田温泉関所の湯の店舗情報
住所 | 茨城県久慈郡大子町袋田字滝ノ上2642-7 |
営業時間 | 11:00~19:00(平日) 11:00~20:00(土日祝) |
定休日 | 月末の木曜日 |
TEL | Tel: 0295-79-1126 |
店舗紹介ページ | うまいもんどころポータル"袋田温泉関所の湯"のページ |
ホームページ | 袋田食品株式会社ホームページ |
駐車場 | 70台 |
最寄り交通機関 | 国道118号線沿い「こんにゃく関所」を右折して約300メートル先の右側。 |