PICK UP / 茨城のうまいもの特集
第11回 鵜の岬に行ったら必ず寄りたい手打ち蕎麦傳六
夫婦二人三脚で営むそば処 傳六(でんろく)
日立市の北部、十王町と合併するまでは最北端であった川尻町の小貝浜団地にひっそりと佇む手打ち蕎麦「傳六」。このあたりは古くから県の天然記念物に指定されされている海鵜(ウミウ)の渡来地として知られています。傳六は、地元のお客様ももちろん、観光でこられた遠方からのファンも多いとか。
元呉服屋を営まれていた店主の遠藤とも子さん手作りののれんをくぐり、お店の入口を開けると、うぐいすの声が流れてきます。窓にはロールスクリーンの代わりに色無地の反物が使われていたり、内壁には色をつけて散らした真綿が張られていたりと、どこかモダンな雰囲気が漂います。
手作りのやさしい料理
「食感・香りを大切にした美味しいそば」を追及しているご主人の昇さん。十割そばは、江戸前で細く、均一な芸術作品のようで、一口食べればそばの香りが口いっぱいに広がります。
とも子さんが担当する一品料理は、どれもやさしい仕上がりです。開店当時から大人気のオリジナルメニュー「そばの実春巻き」は、サクサクとした食感の丸ぬきしたそばの実とうなぎの蒲焼、チーズが入っています。うなぎの甘みとチーズのコク、そして香ばしいそばの実のハーモニーはなんともいえないおいしさです。
手打ちそばは細切りのお江戸流
もともと趣味でそば打ちをはじめ、その後、会社勤めをしながら東京で単身赴任中にそば打ちを学んだというご主人。傳六は、ご主人がお勤めをしている間にオープンしました。お勤め時代は早朝4:00頃に起きてそばを打っていたそうです。
そば打ちで使う粉は、細かくひいた粉を8割と、粗びきの粉を2割、これがご主人こだわりの配合。普通盛りでも約200グラムという大盛りなところが嬉しいですね。
とも子さんが担当するつけ汁は、辛すぎず、甘すぎず、そばの旨みを自然に引き出す絶妙な味です。
そば打ちで使う粉は、細かくひいた粉を8割と、粗びきの粉を2割、これがご主人こだわりの配合。普通盛りでも約200グラムという大盛りなところが嬉しいですね。
とも子さんが担当するつけ汁は、辛すぎず、甘すぎず、そばの旨みを自然に引き出す絶妙な味です。
手打ち蕎麦 傳六の店舗情報
住所 | 日立市川尻町2-15-1 小貝浜団地内 |
営業時間 | 11:00~14:30 |
定休日 | 毎週月曜日(祝日の場合は営業) |
TEL | Tel: 0294-43-2224 |
店舗紹介ページ | うまいもんどころポータル"手打ち蕎麦 傳六"のページ |
駐車場 | 6台 |
最寄り交通機関 | 常磐自動車道・日立北ICから陸前浜街道/国道6号線使用で8分。4.3キロメートル |