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茨城県農林水産部販売流通課

挑戦
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小林養鶏場

 水戸市小吹町で養鶏場を営む小林清一さん。小林さんが作るたまごは、安全・安心、そして何より「おいしい!」と県内のレストランでも高い評価を受けています。小林養鶏場は、もともと清一さんのお父様が営んでいた養鶏場で、今からおよそ10年前、息子である清一さんへと引き継がれました。
 養鶏に入る前は建築関係の仕事に就いていた清一さんですが、とある会社の会長さんのひとことで、養鶏に入る気持ちが固まったそうです。
 「建築関係の仕事を辞め、いったん養鶏に入ったのですが、一度辞めたんですよ。父が強気な人で、自分も強気なもので(笑)折り合いが合わなくなって。でも養鶏を辞めて、就職した先の会長さんが『お前は長男だろ?3年経ったら家に戻りなさい』と言ってくださって。入社3年目なんて、これからってところじゃないですか。それまで僕を働かせてくれて、3年経ったら戻れなんて言ってくれたその言葉がなければ、今養鶏はやっていないと思います。」と清一さんは当時を振り返ります。




エサへのこだわり

 よりおいしく、より安全なたまごを作りたいと、小林さんは、エサ業者が運んでくるエサに農薬が混ざっていないかなどを抜き打ちで検査するそうです。
 小林さん「エサには主原料の遺伝子組み換えしていないトウモロコシで、収穫後に農薬を散布していないものを使います。そして、えさの粉砕は自社で行っています。もとから粉砕してあるものは虫がわきやすいので、防虫剤が入っているんです。少しでも、エサに薬関係が入るのが嫌なので、粉砕は自社でおこないます。そして粉砕後は、自社にある自家配合の機械を使って独自の配合をしたものを鶏に与えています。」



うみたてたまごの直売自販機

 小林養鶏場の売上のほとんどは、左写真にある、たまごの直売自販機から得ているそうです。
 平成8年に建てられた、小林養鶏場の入り口に設置されている産みたてたまごの直販自販機は、平均して一日200人ほどが購入に訪れる人気の自販機。偶然自販機にたまごを買いに来た奥さまにお話しを聞いてみると、「ここのたまごを食べたら、他のたまごはもう食べられない。本当においしい。」とのこと。お金を入れるとロッカーの鍵ががしゃんと開き、産みたてのたまごが取り出せる自販機。お好みのサイズ、個数も選べます。
 



開放鶏舎

 小林養鶏場の敷地内は、養鶏場独特の匂いがほとんどありません。それは、衛生管理を徹底している証。毎月行われる茨城県家畜保健所の検査の日も、小林さんは悠然としています。
 「うちの鶏は全部で5000羽くらいです。養鶏場は普通2万羽から多いところで10万羽以上います。うちはかなり少ないほうですが、こだわりを目の届く範囲で貫くには、今はこれくらいでいいと思っています。」
また、現代の養鶏場は、完全密閉鶏舎で飼養密度が濃いのが一般的ですが、小林養鶏場の鶏舎は、昔ながらの開放鶏舎で、自然の風を取り込み、鶏舎の脇に植林をして、出来る限り自然に近い環境を作っています。飼養密度は一般鶏舎の1/5以下で、鶏にストレスをなるべく感じさせない飼育方法は、たまごの卵質の向上につながるのだそうです。
 



 小林さんは、今後の大きな目標として、「保育園経営」があるそうです。その理由についてお聞きしました。
 小林さん「本当の意味での食育(※)をしたいんです。食育を本気でしようと思ったら、お母さんも、お子さんも、両方に食育しなければなりません。そこを目指す為にも、私自身が胸張って安全だと言えるものを作り続けていかなければならないと思います。」食は体を作り、心を作る。小林さんは、正しい食の味覚、知識を持って食べ物を口に運んで欲しいと、切に願っています。
※食育とは:国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組み。

2つ黄身が入っている卵があるのはなぜ?

おいしい南瓜

 2つ黄身が入っているたまごのことを「二黄卵」といいます。 「二黄卵は」のほとんどは、産卵開始後間もないまだ未熟な若鶏の産んだ卵で、産卵開始直後で排卵のリズムが一定しない時期に、複数の卵黄が連続して排卵される事で出来るそうです。「薬物投与が行なわれているのではないか」という苦情が保健所に寄せられることがあるそうですが、薬物で二黄卵を生ませることはできません。食用にも何の問題もありません。人為的に作り出せるものではないので、縁起物としても喜ばれています。


会社情報
名称 小林養鶏場入り口直売自販機
住所 茨城県水戸市小吹町2090
TEL・FAX TEL: 029-212-5113
FAX:029-212-5114
最寄り交通機関 車:常磐自動車道水戸IC から国道50号線を使い、約7km、10分

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