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いばらきの食に挑戦する人たち

フードアルチザン×常陸大黒原 忠さん 森 英明さん 鈴木 澄男さん(大子町 )

フードアルチザン×常陸大黒 原 忠さん 森 英明さん 鈴木 澄男さん(大子町
)

特産品のブランド化を目指し、
日本の優れた食文化を継承していく!

常陸大黒とは?

常陸大黒の房

常陸大黒

 平成14年に茨城県オリジナルの花豆(ベニバナインゲン)として、品種登録されたのが「常陸大黒」です。常陸大黒は、花豆の中でも国内初の黒単色で、1粒約2グラムもあり、“日本一大きな花豆”と言われています。
 常陸大黒は、上品な味わいをもち、和菓子だけでなく洋菓子にもよく合うため、パティシエなどからも高い評価を受けています。

 今回は、常陸大黒生産部会の部会長を務め、大子町で長年常陸大黒を作り続けている鈴木澄男さんと、フードアルチザンの取り組みとして常陸大黒を取り扱っている、イオンリテール株式会社の原忠さんと森英明さんにお話しをお伺いしました。

フードアルチザン(食の匠)とは?

イオンリテール 原 忠さん 森 英明さん

常陸大黒

イオンリテール 原 忠さん 森 英明さん

常陸大黒の煮豆

【原さん】 全国各地で郷土の味を守り続ける多くの生産者の皆様と手を携えながら、日本の優れた食文化を継承するために活動しています。全国各地の生産者とパートナーシップを結び、フードアルチザンの取り組みを通してお客様に商品を知ってもらい、ブランド化していこうというのが大きな目的です。さらに、新しい食の価値の提案や、担い手の育成、地域経済の活性化に貢献することも目指しています。現在、イオンリテール株式会社では、全国各地の39品目でこの活動に取り組んでいます。茨城県では、「常陸大黒」と「笠間の貯蔵栗」がフードアルチザン商品です。

 常陸大黒をフードアルチザン活動に選んだきっかけは何だったのでしょうか。

【森さん】 フードアルチザンの活動が始まった2011年、私たちはこの活動にふさわしい商品を探して各地を回っていました。ある時、大子町の袋田食品さんで、「常陸大黒です」と言って試食を出してくれました。これがとてもおいしくて!「お客さんが食べたら喜んでもらえるんじゃないかな」そう思ったのがきっかけでした。何とかフードアルチザンとして取り組みたいと思い、県や大子町、JAなどにも協力をお願いして、2011年末に、茨城県内のイオンで「常陸大黒」の煮豆を試験販売することができました。

 これまで茨城の県北エリアでしか販売されてこなかった常陸大黒。試験的な販売とはいえ、初めて県内全域での販売を開始し、お客様からの評判はどうだったのでしょうか。

【森さん】 「まずは食べていただきたい」と、試食販売を行ったのですが、はじめはなかなか売れなかったですね(笑)。そもそも「常陸大黒」を皆さん誰も知らない。しかし、試食販売を毎年毎年重ねるなかで、徐々に常陸大黒の美味しさが広まり、マスコミにも取り上げられた効果もあって、売り上げが伸びてきました。今では「常陸大黒はないの?」と言っていただけることも多くなり、年末には関東全域のイオンで販売され、順調に売り上げを伸ばしています。

フードアルチザンの取組後の変化

 常陸大黒は、2012年にフードアルチザン商品として正式に登録されました。
フードアルチザン商品として登録された時、生産者である鈴木さんはどんなことを感じたのでしょうか。

【鈴木さん】 常陸大黒を作り始めた当初は、どうやって部会員を増やすか悩んでいましたが、フードアルチザンとして取り扱ってもらえるようになってから、部会員も、生産量もずいぶん増えました。
元々、大黒は選別基準(大きさ・しわやへこみなど)があったのですが、品質維持のため選別基準をより厳しくして、より良いものを作ろう、と会員一同改めて気を引き締めて栽培に取り組むようになりました。

 生産と販売の状況はどうなのでしょうか?

【森さん】 どちらかが多過ぎるということはありません。現在、常陸大黒は年末だけの期間限定販売を行っていますが、これを何とか長期間販売できるよう動いているところです。長期間販売することで、消費の増加が見込めますし、生産量も必要になってきます。また、販売期間が長くなればそれだけ認知度は上がりますので、今は煮豆のみの販売ですが、煮豆以外の取扱いも増やして、様々なニーズに応えていければと思っています。

【原さん】 常陸大黒の加工品は良い商品がたくさんあるのに、取扱い先が少ないんですよね。知名度を上げる為には、こういった加工品をもっともっと県内全域で取り扱っていかないといけない。こちらについては、ホテル・旅館や飲食店、菓子店などで常陸大黒を使ってもらえるよう、料理研究家で栄養士の方に常陸大黒を使ったレシピを考えていただくなど、アイデアを出しながら取り組んでいるところです。

【森さん】 みんなで知恵を出し合いながら、商品をどのように販売していくか考えていくのも、フードアルチザン活動の大事な取組のひとつなんです。

 イオンではフードアルチザン活動のひとつとして、イオンのお客様を対象としたバスツアーを企画し、大子町に来てもらい、常陸大黒の料理を食べてもらう、といったことも毎年行っているそうです。

○フードアルチザンについて、詳しくはコチラから↓
http://www.foodartisan.jp/

販売時期
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夢~更なる挑戦~

【原さん・森さん】 フードアルチザン活動の目的は、食文化の継承も含めた地域ならではの商品のブランド化です。短期間で結果を出すことも大事ですが、5年、10年とかけて、その商品をブランド化していければと考えています。常陸大黒の素晴らしさをひとりでも多くの人に伝えていく為に、年間を通してPRできるような商品作り、販売を行っていきたいと思います。

【鈴木さん】 常陸大黒は、どこに出しても恥ずかしくない素晴らしい豆です。私たち生産者は、自信を持って作っているので、沢山の人に常陸大黒を知ってもらい、食べてもらいたいです。


〇「特集 常陸大黒」はコチラ↓
http://www.ibaraki-shokusai.net/season/season8.php

常陸大黒を買えるお店
関東一円のイオンモール110店舗 ※年末のみの期間限定販売
奥久慈屋 吉餅
住所:茨城県久慈郡大子町袋田2698-8
TEL:0295-77-5011
FAX:0295-77-5022
インフォメーション
名称 常陸農業協同組合 大子営農センター
住所 茨城県久慈郡大子町池田1267-1
お問い合わせ TEL:029-572-1191
WEBサイトURL http://www.ja-hitachi.jp/
その他の情報 この情報は、平成30年1月時点のものです。

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