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歯ごたえと旨味を堪能!高級食材「あわび」

歯ごたえと旨味を堪能!高級食材「あわび」

歯ごたえと旨味を堪能!
高級食材「あわび

 茨城県の主に大洗以北で獲れる天然あわび。水揚げサイズは11cm以上に限られ、その漁期は6~9月です。あわびの魅力はやはり歯ごたえと旨味。刺身でコリコリとした食感を楽しむも良し、網焼き、バター焼き等で旨味を堪能するも良し。天然あわびは大きくて食べごたえが抜群です。
 那珂湊採鮑組合(なかみなとさいぼうくみあい)では、水揚げサイズを12cmと組合独自で制定し、より大きなあわびを出荷しています。

1.船上・漁レポート

素潜りで海底へ

 朝7時。平磯海岸の『クジラの大ちゃん』の隣にある漁港で、那珂湊採鮑組合の組合員たちが続々と集まります。同組合の組合員は14名(H.29現在)。波の高さ、風の強さなどを見て根本組合長の判断の元、漁に出るかを決めます。
 「自然が相手だから、漁に出たくても出られない日も多いよ。だいたい年間でいうと20日くらい漁に出るかな。」
 そう語るのは、今回の漁に同行させていただいた同組合員の宇野さん。
 “海女さん”というイメージの強いあわび漁ですが、那珂湊採鮑組合は全員男性です。男性の場合、“海士”や“海人”と書いて同じく“あま”と読む呼び方をするのだそうです。
 「岸から100mくらいの所で潜る時もある。海底までの深さは3.5mくらいかな。」
 宇野さんはそう言いながら、8kgの重りと、あわびを入れる網を腰に巻き、ナザシ(あわびを岩からはがす金属製の道具)と尺号(しゃくごう:12cmの尺がついた物差し)を持ち、マスクとシュノーケルを装着して、瞬く間に海へ。

  • 歯ごたえと旨味を堪能!高級食材「あわび」船上・漁レポート
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 波の状態はやや荒れ気味。大きなうねりが幾度も漁船を打ちつけるなか、宇野さんは船から数十メートル先の狙った場所まで泳いで行きます。
 「あわびは、日の射さない岩場の影、海藻の中、岩の穴の中などにいることが多いから、そういう場所をよく探す。見つけたら、岩とあわびの間にナザシを入れて、はがしていくんだ。」
 潜り続けること数回、宇野さんがこちらに向かって手を挙げました。目を凝らすと、手には巨大なあわびが!マスク越しに宇野さんの笑顔も見てとれます。

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2.品質への配慮

漁獲後のあわびにストレスを与えない

 決して穏やかではない波のなか、果敢に海底に挑み続けること約2時間。根本組合長の「終わりにすっぺ~!」の一声で、続々と海人たちが漁船に戻ってきました。各々の手には山のようなあわびが。大漁です。
 漁獲したあわびは1隻の漁船に集められ、帰路につきます。まず、海水に浸したカーペットを陸に敷いて準備します。
 「カーペットを敷くのは、主に張り付きを防止する為だよ。あわびは張り付いているところからはがされることにひどくストレスを感じるようで、ストレスは味につながるからね。」
 カーペットに山のように水揚げされるあわび。今日の漁獲量はおよそ100kg。組合員の気持ちも自然と高揚して、皆さん満面の笑顔で仕分けを行います。コンテナにも入念に海水をかけてからあわびを入れ、常に乾かさないよう気を配ります。

  • 歯ごたえと旨味を堪能!高級食材「あわび」品質への配慮
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3.計量~出荷

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ひとつひとつ掃除

 コンテナに入れたれたあわびはすぐさま車で5分ほどの那珂湊漁協へと運ばれ、出荷作業が始まります。
 漁協に着くと、またもや入念なコンテナへの海水かけと先のカーペットが敷かれ、あわびの掃除、計量、出荷が始まります。
 「あわびの殻側には海藻やら貝やらがたくさん付いていて、これをひっぺがして綺麗にしてやるんだよ。海藻や貝は結構な重さになるから、はがさないとあわび自体の正しい重さがわからないからね。」と宇野さん。
 見た目以上に重労働ですが、組合員たちは慣れた手つきでひとつひとつガリガリと削っていきます。その横では同時進行で計量が行われ、出荷されていきます。

4.食を求めて

 茨城県内では天然ものだけではなく、1年を通してリーズナブルな価格で味わえる養殖物の「一口あわび」が食べられるお店があります。

潮騒の宿 丸徳旅館(いばらきの地魚取扱店)
住所 〒311-1202 ひたちなか市磯崎町4318
営業時間 11:00~21:00(お食事のみは11:00~14:00)
TEL 029-265-7006
定休日 不定休
詳細情報 http://www.ibaraki-jizakana.jp/topics_detail14/id=165

※一口あわびの取扱いがあるかは事前に店舗にお問い合わせください。

歯ごたえと旨味を堪能!高級食材「あわび」品質への配慮

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