一般に流通している国産しじみは、「ヤマトシジミ」という種類で、1年に2度の旬があり夏は「土用シジミ」、冬は「寒シジミ」といわれます。本県では、全国第3位の漁獲量があります。
特に、本県のほぼ中央に位置する涸沼のシジミは粒が大きくなることで有名で、地元の大涸沼漁協では、自主的に定めた管理基準を満たすものを「ひぬまやまとしじみ」のブランド名で、涸沼周辺の直売店などで販売しています。
味噌汁が代表的な食べ方。シジミをたっぷり入れた味噌汁は、独特のうまみが出て、余韻の深い味です。そのほかの食べ方としては、むき身にしての佃煮、シジミご飯、バター焼きもおすすめです。
ポイント1.食べたい気持ちをぐっとこらえて
利用する前に必ず3~4時間は水につけて砂を吐かせましょう。使う水は、1%の塩水を使うとうまみ成分が増えて味が良くなります。
ポイント2.もう少し我慢です!
砂出し後、数時間空気にさらす(夏場は冷蔵庫内で)とコハク酸が増えてさらに美味しくなるといわれています。夏のシジミは砂を吐かせると日持ちしないので,たくさん手に入れた時は冷凍しておくと便利です。
シジミは、アミノ酸、タウリンなどのうまみ成分が豊富。特に貝類の中で最も多くコハク酸を含んでいますが、コハク酸は水に溶け出しやすい性質のため、「シジミは、汁がうまい」といわれます。
また、シジミといえば、昔から「肝臓に良い」といわれてきましたが、これはオルニチンによるもので、昔の人はこれを経験的に知っていたのでしょう。たんぱく質も良質で、貧血に効く鉄分やその吸収を助けるビタミンB12も多く含みます。