「鹿島灘はまぐり」は,内湾に生息するものとは別種の外洋性のハマグリで,鹿島灘の水深2m~6mの砂地に棲んでいます。「鹿島灘はまぐり」の名称については,品質の高い本県産ハマグリをもっと多くのみなさんに知っていただくため,平成7年に命名されました。
現在出回っている鹿島灘はまぐりは,大きいものが多く,1個400円から600円と値が張りますが,食べごたえは十分です。中国などから輸入されたものは,値段は安いですが,国内産に比べると身がやせてうまみに欠けるようです。
広大な茨城の海が育んだ自然の恵み“鹿島灘はまぐり”で,いばらきの味を堪能してみてはいかがでしょうか。
ハマグリの殻は,他の殻と決して合わないという特徴から,縁を結ぶ結婚式,雛祭りなどのおめでたい席には欠かせない食材。1年を通じて味に大きな変化はありませんが,春から夏の産卵期にかけて最も身が充実する時期を迎えます。
ポイント1.汁をなくさない!
ハマグリから出る汁は、ハマグリのだしがきいた旨みの塊です!貝類の旨みの特徴であるコハク酸に加えて、グリシン、アラニン、グルタミン酸など旨みや甘味を出すアミノ酸が豊富で、あの品の良い味わいを作っています。ハマグリはこのエキス分が真髄です。味付けする際の塩加減は薄めにした方がより美味しい旨みを堪能できます。丁寧に調理してハマグリのだし汁も一緒にいただきましょう!
ポイント2.火を通しすぎない
せっかくの新鮮なハマグリも加熱しすぎると,旨味が逃げるうえに硬くなってしまいます。ちょうどよい火加減でふわふわなハマグリをいただきましょう!
ポイント3.焼きハマグリをつくろう!
焼きはまぐりを作る場合には,ちょうつがいの外側の黒い突起(じん帯)を切っておくと,熱を加えて口が開いてもひっくり返らないので,汁が流れ出したり蒸発するのを防ぐことができます。
ハマグリは、鉄やカルシウムなどミネラルが豊富に含まれていて、ビタミンB2も多く含まれています。鉄には、貧血に効果があり、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあると言われています。また、タウリンは高脂血症や動脈硬化の予防に役立つ働きをします。