PICK UP/ 茨城のうまいもの特集

取材班が行く食いしん坊の旅

第10回 奥久慈生れのゆばを味わうの巻

取材班が行く食いしん坊の旅

できたての豆腐・ゆばがいただける ゆばの里豆仙(とうせん)

 県北部、久慈川の上流域に位置する奥久慈大子。山と川に囲まれた豊かな自然の中に店をかまえる「ゆばの里豆仙」は、ゆばや豆腐などを製造する自社工場が隣接したお食事処です。大子の特産品こんにゃくをはじめ、奥久慈ならではの豊かな食材を使った季節料理が評判の店です。


ゆば御膳

 ゆばの里豆仙の人気メニューは、なんといってもゆば料理。なかでも、一日限定10食のゆば御膳は、豆腐やゆばを使い季節感のある見た目にも美しい料理の数々が並び、おいしくてヘルシーな、No.1おすすめメニューです。
 全てのお料理には、できたてのよせ豆腐が付き、なんとそれが無料でおかわり自由!自社工場に隣接しているからこそ出来るできる嬉しいサービスです。

原材料にこだわる

 ゆばの里豆仙で使用する大豆(タチナガハ)は、県内の契約農家が丹精込めて栽培したもの。水は茨城の名峰・八溝山系の地下水を使い、にがりは伊豆大島のきれいな海からとった「海水にがり」を使用しています。また、提供するお米は全て、直営農園でとれたこだわりのコシヒカリを使用しています。

大豆畑

大豆(タチナガハ)

自家農園コシヒカリで作った大豆ごはん

大子町にゆばの里あり

 ゆばの里グループを運営する三宝産業(株)は、昭和52年創業。創業当時は豆腐とこんにゃくを製造する会社でしたが、大子町の町おこし事業で始まった、「七福神巡り」に合わせて精進料理を作ろうと、社長の小泉さんがゆばの研究を始めました。当時、茨城でゆばを作る技術を持ったお店が無かったので、日光や京都などゆばの名産地を訪れ、ゆば作りを学びました。
 平成4年には、ゆばの里豆仙をオープンし、奥久慈のおいしい水と茨城の大豆を使用して作り続けてきたこだわりの奥久慈大子ゆばを味わえるようになりました。
 隣接する売店では、できたての豆腐やゆばはもちろん、アイスやこんにゃくなどが購入可能。また、自社工場はガラス越しに見学することができ、ゆばの引き上げ体験(要予約)も行えます。


取材班の一言メモ

 ゆばの里豆仙のスタッフの皆さん 大子は、山々に囲まれ、季節ごとに趣を変える袋田の滝をはじめ、鮎釣りが楽しめる雄大な久慈川など茨城でも屈指の自然の名所が揃っている自然溢れる素晴らしい地域です。この素晴らしいロケーションで、できたてのこんにゃく、豆腐、ゆばが味わえるなんて、本当に贅沢です。
 素材、野菜にこだわった季節料理は、安全に気を配り、お客様に安心して食べていただける食材のみを使用しているとのことです。
 景色に癒され、からだに優しいできたてのゆば料理を堪能できるゆばの里豆仙は、今後も大子を代表するお食事処として、訪れた人達を自然と笑顔にしてくれるお店であり続けることでしょう。


ゆばの里 豆仙の店舗情報

住所 茨城県久慈郡大子町塙734
営業時間 ランチのみ 11:00~15:00
定休日 毎週水曜日
ご連絡先
TEL: 0295-72-8551  
ホームページ ゆばの里 豆仙ホームページ
駐車場 大型バス3台・乗用車15台
最寄り交通機関 常磐自動車道、那珂I.Cより車で60分

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